ご覧頂きありがとうございます!Norio_Takahashiです。
写真は今年の桜です。
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今回のご依頼は、https(SSL)サイトのサーバー移管
httpサイトのサーバー移管との違いは、httpsは基本的にネームサーバーを「先に」変更しないとSSL証明書が適用されずサイト表示が出来ません。(サーバーによってはセキュリティエラーは出てもインストールも表示も出来る場合もあります。その他に方法もあり)
Xサーバーの場合
xサーバーの場合は、ネームサーバーを変更しないとインストールも出来ません。
方法としては、
・httpサイトの戻す。
・構わずネームサーバーを変更する。
・Xサーバーの有料SSL証明書を購入する。
以上の方法になります。
無難なのは、構わずネームサーバーを変更する。です。余計なお金も掛からずスムーズです。
ただ、ネームサーバーが切り替わってからしか新サーバーにwpをインストール出来ないのでネームサーバーが新サーバーに切り替わるまでの間と切り替わってからデータを移行する間はサイトが非表示から→wp初期状態が数時間続いてしまうのが欠点です。
今回はお客様の了承をえて、上記の方法で移管しました。ネームサーバーの切り替わる時間が曲者で10分で切り替わることもあれば、12時間以上かかることもあり、やって見ないとわからないです。経験的には3-6時間ほどで切り替わります。(今回の作業ではサイトのダウン時間は、2時間程度でした。)
作業手順
まずサイトの管理画面にログインしてプラグイン(updraft plus)でデータベースをエクスポートする。
FTPでデータ一式をダウンロードして適当なフォルダ名を付けて保存。
ダウンロードしたデータから、「.htaccess と wp-config.php」を削除しておく。
ネームサーバーをロリポップからXサーバーに変更。
ネームサーバーが切り替わり、独自ドメインにアクセス出来るまで待つ。(数時間かかる)
サーバーが切り替わってサイトが表示されなくなったら、Xサーバーの管理画面からドメインをSSL設定する。
WPを新規インストールする。
インストール後、管理画面からサイトアドレスとwordpressアドレスを、「https」に変更。(SSL化完了)
新サーバー(Xサーバー)にダウンロードしておいたデータをFTPでアップロードする。
新サーバー(Xサーバー)の中の「public_html」を「public_html_」などに変更する。
FTPでアップロードしたデータ(旧サーバーのデータ)のフォルダ名を、「public_html」に変更する。
「public_html_」のフォルダの中にある「.htaccess と wp-config.php」を 「public_html」に移動する。
サイトの管理画面にログインしてプラグイン(updraft plus)でバックアップデータを読み込む。
サイトにログインし直して(勝手にログアウトする)ブラウザのキャッシュを削除して再アクセスする。
サイト表示を確認して問題なければ作業完了!
まとめ
https(SSL)化後はあまりサーバー移管はしない方が良いです。(移管する予定があれば先にサーバーの変更をお勧めします。)
作業代行も承ります。いつでもお問い合わせ下さい。